hisayochang's diary

藤沢市議会議員 東木ひさよの公式ブログ

湘南ロボケアセンターに視察

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午後からは議員全員協議会、そして、湘南ロボケアセンターの視察でした。

ロボットスーツHALを使ってのトレーニングスタジオですが辻堂駅近くのアイクロス湘南の4階に開設されました。

個人的なことですが、夫が技術者のせいか、22年前結婚した時から、家事についても、介護についても「いずれロボットがやってくれる時代が来るから大丈夫!」(だから自分はやらなくてもいい、という意味ですが)というのが口癖でした。

20年以上前のこと、ロボットなんて映画の話。当初はピンとこないのですが、いつも聞かされてるせいか、無意識にも影響受けるのでしょうか。「いつごろロボットの時代が来るのかな?」・・と考えていました。

3年前、議員になる前に渡辺県会議員の実績を学ぶ中、神奈川県公明党としてロボット振興に力を注いでいること、いろいろなロボットが開発されていること、そして「ロボットスーツHAL」の存在を知りました。また、この数年の間に技術の進歩と、超高齢社会到来の深刻さが浸透する中、ロボットが注目されるようになったように感じます。

先日NHKのプロフェッショナルだったでしょうか。ロボットスーツHAL福祉用開発者、筑波大学大学院教授の山海嘉之教授の取り組みの様子が放映され、今日の視察を楽しみにしていました。

変な言い方ですが、やっと、「お会いできた!」という感じでした。脳疾患により下肢がマヒしてしまった方、高齢期に骨折等で急激に筋力が低下した方、希望を見出す方は少なくないと思います。法整備等いくつもハードルがありますが、早く広く活用できるといいですね。

犠牲者ゼロの防災目指して

 今日は片瀬しおさいセンターで、片瀬小学校・片瀬中学校PTAの皆さんを中心に講演会が開催され、素晴らしい内容で2時間半があっという間でした。群馬大学理工学研究院教授の片田敏孝先生です。3.11の震災で「釜石の奇跡」で有名になった方。全国の震災リスクの高い地域に、防災教育を通して犠牲者を出さないこと取り組みでモデル地域を作ろうと岩手・高知・和歌山と通い続けていらっしゃいます。以前『人が死なない防災』の書籍を読み感動し、是非一度お話をお聞きしたいと思っていたので、他の予定を急きょ変更して参加させていただいたのです。

 

いのちを守るため、何より大切な施策であり、公明党としても国でも、市においてもハード、ソフトあらゆる面で政策を提案。私も、女性の視点での防災対策をテーマに議会で質問を繰り返してきました。まだまだ、十分とはいえませんが、一方、行政で安全対策を究めようとすると、それは際限なく経費が掛かること。マンパワーの面からも行政でできることは限られています。行政に依存しないで、各自、各家庭で守りあうことが大切と思っていました。(願わくば隣近所で守りあえると一番理想で、今後の課題ですね)

様々な面からヒントをいただいたのですが、ポイントをまとめると

●「子どもたちへの防災教育を契機に世代間で災いをやり過ごす知恵が継承され、地域にその知恵が文化として定着・根づくことを目指す」ことを目的として、

●その教育とは「大いなる自然の営みに畏敬の念を持ち、行政に委ねることなく、自らの命を守ることに主体者たれ」との信念に基づいて、避難3原則;「想定にとらわれるな」「最善をつくせ」「率先避難者たれ」を徹底。

●主体性を醸成するには脅かしや知識ではなく「姿勢の防災教育」・・自然と共存しながら、自らを取り巻く人々と、共に手を取りながら生きる力をはぐくむ教育が大切。正しく恐れる。そして、学校・家庭・地域との連携を図り、津波防災教育を地域に波及させること

●これからの防災の在り方は・・①一義的には、災害で人を死なせないこと。②自助・共助・公助が一体となって、地域社会として、自然災害に立ち向かう社会の構築。

③「災害に備えることが当たり前」という文化をの醸成

等々

 

「普段は海岸沿いでの生活を楽しみながら、しかし、いざ、津波が来たら、子ども達の一人一人が自分の判断で逃げること、自分でいのちを守ること」、文化として根付かせること、まさに行政に依存しない自立した防災の理念でした。こうした根本理念が根づくことで、市民の方の心に安心が生まれると思いましたし、他の施策も活かしていけると思いました。海岸沿いの津波のリスクの高い地域はいっそう不安が強いと思いますが、海側だけでなく、是非、市全体としても、多くの方に聞いていただきたいと思いました。何かの機会で、再度、講演を要望していきたいです。

 

30年前の職場の先輩方との再会、真心に感謝です。

昨日の土曜日は、午前中は御所見地区のフリーマーケットが開催。同時に環境部のプラスチックリユース事業で、リサイクル商品プラスチックを販売。これらは、秋の地区のセンター祭りが台風で中止になり、26日開催になったものです。

また、午後からは人権啓発講演会が総合図書館で開催され参加しました。また、成年後見の講座が湘南台市民センター開催。先週もそうでしたが、毎週同じ時間にいくつもの講演会が開催されており、できればすべてに参加したいのに残念ですね。

今日の日曜日は東京麻布十番の中華レストランで独身時代の勤務先の職場の同窓会。

私は、大学卒業後、ある新聞社に勤務、入社してすぐに配属されたのが広告局でした。途中で異動になりましたが、新入の4年間、本当に思い出多き職場時代です。お世話になった先輩方との再会はとても懐かしく嬉しいひと時でした。入社した時から数えるとちょうど30年ぶり。皆さん60代から70代、30人近く集まっていて盛大でした。広告営業マンだった方々には当時もかわいがっていただきましたが、今回も私が市会議員になったこと、驚きながらも心から喜んで下さり、中には藤沢市内の友人を紹介して下さったり、本当に感謝です。遠くからでも、心から応援して下さる方々の存在は何より大きな心の支えです。勇気と新たなエネルギーをいただいて藤沢に帰ってきました。

地方議員研究会最終日

三日間の研修が終わりました。

『自治体財政のポイント』について「歳入」「歳出」「地方財政制度と自治体財政」「自治体財政の今後」四回の講座でした。議員になって初めて基本から応用まで、学びました。目から鱗、漠然としていたことがすっきり明確になったり、ばらばらだった知識が一つに繋がったり、収穫の多い研修でした。最後の講座の中で、栗山町の議会基本条例を通しながら、「議会はチェック機能だけでなく、提案機能を強化すべき時代になっている。そのために議員の基礎知識の習得と、市民ニーズの把握、調査費用も、もっと必要」等のお話もいただきました。今後の自分自身の勉強や取り組みの方向性を示していただいたように思います。議員になって、2年9か月。政治・行政は幅広く、奥が深く、新人議員の私は、まだまだ初心者マークのままです。こうした研修会等様々な機会を活用してもっともっと学んでいきたいと思いました。