3月23日宮城県本部主催フォーラム「復興から再生の明日へ」
長かった3月議会を無事に終え、白浜養護、そして小学校卒業式。休む暇なく視察に出発公明党公開フォーラム「復興から再生の明日へ」に参加させていただきました。
一部の講演、二部のパネルディスカッション、どちらも素晴らしい内容でした。
一部は女性の視点の防災対策、そして、二部はシンポジューム「被災者の心と向き合って」のテーマでパネルディスカッション。パーソナルサポートセンター常務理事の立岡学氏がコーディネーター、東北大学小児科医師の田中総一郎氏、石巻診療所の長氏の三名です。パネリストのお話は、全員素晴らしく、もっとじっくりお聞きしたかったです。
特に長先生曰く、①医療者として病気になってから関わるのではなく、社会の中に健康を阻害する要因があり、長野県はこれに気づいて地域にアプローチして健康長寿を実現した。このことを被災地の石巻で取り組みたい。
②うつ病やアルコール依存症など、医療だけでなく、コミュニティの在り方と密接な関係がある。特に軽症のうつ病が多いため、コミュニケーションで改善することが可能であり大切である。健康な生活を維持するにはコミュニティの機能が大切。今からコミュニティの再生のために、住民の世話役など、担い手を育成するべき。
③今後の超高齢社会をどう乗り越えるかと考えると、「医療は一部に過ぎない。医療よりもは介護、さらに介護よりもすべての人を幸せのための福祉が一番大切。それを支えるコミュニティの再生が最重要」と強調されていました。今後の地域包括支援システム構築にあたって、大変に示唆に富むお話しでした。
雪で大混乱の週末。そして2月議会、本会議初日です。
毎週の大雪。北海道出身でもともと雪は生活の一部。雪がないのは寂しい。
でも雪に弱い本州に住んで30数年。災害ですね。今回、私も雪かきやら、外出して7時間立ちっぱなしと、腰痛に苦しんでいますが、全国では高速道路や電車の中で10数時間も動けなかった方、陸の孤島になった地域・・。本当に大変でしたね。
あっという間に本会議初日、条例の変更や年度末の補正予算に関する説明、そして市長から平成26年度の施政方針が発表されました。議案に対する質疑は19日、20日から各常任委員会が開催され、施政方針にたいする代表質問が3月3日から。それから予算特別委員会と続きます。年4回のうち一番長い定例議会です。私も議員3年目に入って、全体の流れがやっと理解できるようになった感じです。
今回、私は、厚生環境常任委員会の副委員長と、補正予算常任委員、の二つ。代表質問は先輩議員が担当ですが、54項目の質問のうち5問担当させていただきました。そして初めて予算特別委員会の討論の担当です。出番は最終段階ですが、この市長の26年度施政方針をもとに、予算委員会での会派の同僚議員の質疑と行政側の答弁をきちんと踏まえて、そのうえで、26年度予算に対して意見・要望をまとめながら最終的には会派としての方針を明確にしていくというのでしょうか。まずは施政方針をよく読んで、また、昨年9月に提出したわが会派の予算要望に対する回答を確認し、更には、予算書・予算説明概要で、具体的な予算規模を確認し・・。勉強することは山ほどあり、追いついていけるか不安ですが、コツコツと準備を始めたいと思います。
アベノミクスの効果でしょうか。先日、神奈川新聞に掲載されたように、藤沢市として初めて、前年比8%増の予算が組まれています。歳入の見込みとして、法人市民税が68%増、個人市民税3%増等々。前年度比6%の44億円増と見込んでおり、本市始まって以来の積極型予算です。チャンスでもあり、でも、バランスもあり、何を優先すべきか、賢明な判断が求められます。藤沢市民にとって一番価値的な税金の使い方になるように、と思います。
さて、週末の大雪の中でしたが、14日金曜日、公明党として鎌田實先生をお迎えしての講演会が、衆議院会館で開催されました。とても素晴らしいお話で感動でした。医師として優れているだけでなく、真っ直ぐな心と生き方・・更には行動力はスケールが違って・・。チェルノブイリ、イラク、福島、しかも長きにわたって持続されているんです。今まで高名な方なのに、私は著作も読んだことがなかったです。この講演会は、鎌田先生の著書で昨年9月にポプラ新書から発刊された「〇に近い△、正解正論に惑わされるな」の本について、太田国土交通大臣が、「公明党の中道主義、生命尊厳、現場主義、の考え方と相通じる理念。公明党の議員は大いに学んでいきたい」とのこと。(早速アマゾンで注文しました。到着が楽しみです)大雪で、駅まで歩くしかなく、往復3時間のところ7時間かかり大変と言えば大変でしたが、講演会に参加できて本当に良かった!と、感謝しました。
また、昨日の16日の日曜日は、湘南台市民シアターで、ベートーベンの第9の演奏会でした。これは市民の方たちが自発的に「市民シアターで第9を唱う会」を立ち上げられたそうです。素晴らしいことですね。音楽・芸術はある面では「本物に触れる」、やはり質の高さも大切です。しかし、もう一方で、一部に方々のものではなく、「誰もが親しめる、生活の中に根差したもの」でなくては・・。と、いつも感じいたので、この第9演奏会は理想的な市民の芸術運動だな、と、関心しました。
例えば、イタリアでは普通の家庭の奥さんたちは午前中、お掃除やお洗濯しながらオペラのアリアを口づさんでいるそう。道を歩いていると窓の向こうから聞こえて来るんだとか。難しいことや詳しいことは知らないけど、いつも身近にある・・「クラシックなんてよくわからないけど、「第9」は大好き!・・」と言っていただけるような市民運動になるといいな。そう思いながらでした。私もいつか一緒に参加したいものです。
出演者の皆様に演奏会の大成功、心よりお祝いを申し上げます。
忙しい一週間。でも収穫も盛りだくさんでした。
2月に入ってからも、忙しい日々です。3日は、レディオ湘南の新年会。4日は朝から行政改革特別委員会。無事に15時に終了し、その後慶応大学環境情報学部の萩野教授、斎藤信夫名誉教授と㈱NAVICO鍵和田芳光社長による、「新世代インテリジェントシティコンソーシアム」発足式に出席。私は、超がつくIT弱者ですが、「今後の社会はICTを活用するしかない!」と直観していて、その分野の勉強したいと、思っている時にこの講演会のご案内をいただきました。専門的なことは、よく理解できていないのですが、鍵和田社長より、ビッグデータに関する画期的な発表があり、歴史的な場面に居合わせた、そんな感動した日になりました。
5日は広報広聴委員会副委員長として、委員長と二人で、厚木市と秦野市に議会報告会について視察にうかがいました。長年検討を重ね議員手作りの報告会にしている厚木市、また、藤沢同様の苦労と悩みを抱えている秦野市、それぞれに参考になり、学ぶところがあり、とても充実した視察でした。
また、6,7日は長崎市と佐賀県伊万里市に視察へ。「大学との協働で官学での街づくり」、また、昨年9月一般質問で取り上げた「団塊世代のセカンドライフ支援」。伊万里市では12月議会で一般質問した「生活再建型滞納整理」とファイナンシャルプランナーの活用について、どのテーマも、現地で直接話を聞かないとわからないことばかりした。行って良かった!
週末は大雪で大変でしたね。私自身は、留守中の市民相談、視察報告作成や2月議会の準備で溜まった仕事を片づけるのに、いくら時間があっても足りないので・・(主婦兼業なので家事も溜まりに溜まってましたし・・)ある面で、少し助かったかな??昨日の月曜日から2月議会の議案説明会。夜は一期生の定例懇親会。今回は私が幹事でお店選びに気を遣いましたが、知人からの紹介で、昨年秋にオープンの新しくて美味しいお店で開催でした。皆さんに喜ばれホッとしました。
今日11日は祭日ですが、やはり2月議会準備と明日の準備で気の休まる暇なしです。
明日は、私のグループの党員会の開催です。朝からボランティアセンターに立ち寄ったり、役所に行ったりと、フル回転。参加者の皆さんに役立つ会合になるように頑張りたいです。